印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |

Kojies special Last Updated 2017-10-15
HOME > Report 05

クィンティロッジからジャイアントゲートへ

残りのミルフォードトラック、21kmを歩く。やっと晴れた。早めにクィンティンロッジを出発する。アーサー川にかけられた吊橋を渡ると、昨日行ったサザーランド滝が見えた。苔、羊歯、ぶなの深い緑の森を歩く。急に開けたところに出る。レースコース(Race Cource)と言われ、かつて、荷を背負った馬は開けたここでレースのように駆けだしたという。青い空が広がり、こちらも駆け出したい気分である。
ふたたび、森に入る。ボートシェド(Boatshed)に到着。アダ湖I(Lake Ada)の端から必要なものを運ぶために建てられた。ガイドの暖かい飲み物のサービスで、モーニングティーをとる。また、吊橋を渡ると、マッケイ滝(Mackyay Falls)となる。ミルフォードのハイライトのひとつである。この辺りはニュージランドで一番雨が多いところであり、水量も豊富である。その隣に、ベルロック(Bell rock)があるが、先を急ぐので写真のみ。
そこから、3マイルを鬱蒼とした原生林を歩いて、ジャイアントゲート(Giant gate falls)に到着する。
Surtherland FallsRace courseArther River, Mt.DangerMackay Falls


好天なので、ジャイアントゲート滝のそばでランチを食べる。滝の風圧でサンドフライは寄ってこないので快適だ。滝の水は冷たい。ミルフォードトラックも残り3マイルだ。
右手のアダ湖沿いに進んでゆく。
最後の2マイルは1890年から18カ月間で、45人の囚人たちがつくったという平らな道になる。アーサー川の向こうにパーレンピーク(Barren Peak)が見える美しい景色にであえる。34マイルを歩き終えて、サンドフライポイントに着いた。

Giant Gate FallsGoblin mossBarren Peak


サンドフライポイントからフェリーに乗り、ミルフォードサウンドに行く。船は3時半と4時の2便があり、どちらかに乗る必要がある。サンドフライポイントというだけあって、船を待つ間にもしつこくサンドフライが寄ってくる。アーサー川が流れ込んだミルフォードサウンドを静かに船は進む。正面のボーエン滝(Bowen falls)には水力発電があり、この一帯の電力を賄っているということだ。よって、今晩は消灯はない。
約10分ほどで到着。そこから、バスで2-3分で今日の宿マイターピークロッジに着く。夕食後、ミルフォードトラック完全踏破を記念して、ガイドから、完歩証贈呈のセレモニーがある。ガイドもメンバーもセレモニーらしく着飾ったりして、一人ひとりが呼ばれて、賞状をもらう。握手したり、ハグしたり、拍手や声援で、全員で盛り上がる。34マイルを歩いた44人みんなが一つのチームだったんだと感じる瞬間である。
夜半まで余韻が続く。
見上げた星空も、また絶景であった。

Bowen falls